備忘録@Canada

頭の中のぐちゃぐちゃを整理!

出産時の記録と会陰裂傷

赤ちゃんが出たあと産科医の先生が来て胎盤なども出してすぐに縫合してくれた。

かなりの出血だったみたい。たくさんのナースとかが来て点滴入れたり腿に注射打ったりバタバタとその場はしていた。パートナーは泣いている。私は放心状態。

赤ちゃんは泣いていない。青白くて、感動のパートナーがへその緒を切るっていうイベントもなく、ささっと処理され、どこかに連れていかれ小児科医のドクターたちが来て色々と赤ちゃんの処理をしている。どうしたの?私の赤ちゃん、どうしたの?

でも、私はなにもすることができず、痛みと終わったことへの安堵?ととにかく放心状態。専門の先生たちに任せるしかない。赤ちゃんの生命力を信じるしかない。そんな気持ちだった。

赤ちゃんはそしてナーサリーに連れていかれた。私は処理をされてベッドに横になったまま。出産はハイになるっていうからどんなものかと楽しみにしていたけど、そんなものはなくただただ苦しくて痛くて息ができなくて叫ぶしかなくて大変だった。本当に大変だった。

赤ちゃんの様子はmeconium aspiration syndromeというものだった。胎便吸引症候群。どういうわけか、お腹の中で自分の出した胎便を食べてしまい、胃に羊水と胎便が入っていて息ができないというもの。CPAPをつけられ、酸素を送られ、一生懸命頑張って生きている。私の赤ちゃん。ナースたちが懸命にお世話をしてくれている。頑張れ、頑張れ。

私は、自然分娩だったのだけど会陰が裂傷した。第4度というかなりの大きな傷。

傷が治るまで4週間くらいはかかった。今生後3か月で、縫い糸は消えたけど昨日行った理学療法士の先生には治りはゆっくりめだと言われた。時間をかけて少しずつ回復していく。

傷口は治ってきたが骨盤底筋を鍛えなおさなければいけない。開いたままなのだ。

その地味なエクササイズが続く。